Jateひれ伏す-3
θ=5 β=5
私は帰国してから三ヵ月後に自分の顔にもJateと同じ配合の「物質X」を塗り始めた。特に病的な問題がない顔に塗り続けるとどうなるかを見るためだ。その頃既にJateの顔から完全にニキビは消え、痕跡も無くなっていた。彼はそれでも予防のために「物質X」を使い続けた。Jateに関する報告が定期的に届いた。彼の顔肌は引き締まり、毛穴が小さくなり、色も若干明るくなり、以前より若く見えるようになったという。私が自分の顔で実験を始めてから1ヶ月程した頃、私も第三者から同じように言われるようになった。そして再びタイへ。
私を空港に迎えに来たSP-2が私を見て開口一番「ああ、前より若く見える、どうして?」。その他の友人たちもそれを認めた。そして私はJateの顔を見て同じことを言った。部屋に到着するとJateは以前自分で宣言したとおり、私にひれ伏した。しかしJate、ひれ伏す相手が違うよ。ひれ伏すべきは、70歳を越えてなお探究心旺盛、いつもお洒落なあの発見者のオジサンだ。
さて、ここでJateのニキビを消滅させ、ヒラサワが実験的に実践した「物質X」の使い方をまとめておこう。この方法は現在複数のSP-2も美容目的で実践している。
「それ行けJateの美顔プロトコル」
○「物質X」6滴を30滴の10%クエン酸溶液と混合する。
○3分待つ。
○コップ1/5の水を加え、スプレーボトルに移す。
○顔にスプレーし、そのまま自然乾燥を待つ。
ヒリヒリして痛いようであれば水を加えていく。
○気が付いたらスプレーする(1時間おき程度。ちなみに私は
朝の洗顔後と夜の入浴時だけ使用した。)
スプレーボトルに入れた活性「物質X」は三日間使える。尚Jateは短期決戦を目的としたため、6滴+30滴+コップ1/2の水を1時間ごとに飲む(実際Jateは3回飲んだだけ)を初日だけ行った。
以上が「それ行けJateの美顔プロトコル」である。しかし、どんな場合でも個人差があるだろうから、その点を考慮に入れ、使用に際しては「物質X」のマニュアルや他のプロトコルを良く読み、自己責任にてよろしく。
その他「物質X」が私の身体にもたらした出来事をざっと書いてみよう。最初の口内炎は数時間で完治。二度目の口内炎は故意に悪化するのを待ち「物質X」によって二日で完治。風邪を敵視することの是非はとりあえず考えず「物質X」によって数時間で風邪が完治。申し訳ないが私は病気持ちではないので、この程度の報告しかできない。
ついでにもう1つだけ身近で起こったケースを紹介しておこう。ご登壇願うのは鎮西暴力エンジニアである。
レコーディング中のある日、鎮西エンジニアは風邪で喉が痛く、熱があると告白した。そしてスタジオに常備されている「物質X」を自主的に摂取。数時間後に痛みは軽減、熱は下がった。もう一度摂取で、さらに改善されたが若干喉の痛みが残っていた。翌日痛みがまだあったため「物質X」を摂取して更に改善。その後自然に治癒。さて、こんな地味な話題を披露するためにご登壇願ったのではない。実は後日談が面白い。
エンジニアは風邪の解消のために「物質X」を摂取している間、実は私に隠していたことがある。どうやら「物質X」は別の問題のためにも働いていたらしい。どうりで風邪の治りが遅いわけだ。実はその時、鎮西エンジニアは「血便」が続いていた(くれぐれも今後”血便エンジニア”と呼ばないように)。これは潰瘍性大腸炎によるもので、そのことを彼は隠していた。しかし「物質X」を二日間摂取した後血便が止まった。
定説では潰瘍性大腸炎は原因が不明とされ、治りにくく、一度かかると慢性化することが多いとされているそうだ。その後鎮西エンジニアを診断した医師いわく「治るのが早すぎる」。勿論エンジニアは医師に「物質X」のことは話さなかった。それでいい。
誤解なきよう。「物質X]は薬ではない。日常的にあらゆる分野で使われているミネラルであり、無害な食品添加物でもある。
エピローグ「病院へ行こう!」へとつづく。



